【無料公開】アトピーをよくするためには、肌だけでなく心のケアも大切

アトピーの調子が悪くなると、肌の悩みは心の奥底まで深くなっていき、アトピーのことで振り回されるようになります。

アトピーの悩みが心の奥深くまで刻まれていくと、かゆみや湿疹の症状が少し改善しても、またすぐに悪くなることをイメージしてしまいます。
診察で調子を伺ってみると、見た目では皮膚の症状が良くなっているように見えているにも関わらず、良くなっている症状は目に入らず、まだ良くなっていない部位や、もともと悪いところばかりを探して訴えるようになります。
そして、症状が少し良くなり始めると、「アトピーを良くしたい」と思って通院を始めたはずが、かゆみがなくなっていくことが根拠もなく怖くなったり、不安に感じるようになります。せっかく良くなり始めているのに、悪くなったらどうしようと、悪くなることばかり頭の中で考えるようにもなります。この感覚は、無意識で感じているものなので、意識では理解できません。
こういった状態になると、皮膚だけの治療を行い、一時的にアトピーの調子が良くなり始めても、また掻き壊したりして、急に悪くなってしまい、治療に難渋するようになります。アトピーをよくしていくためには、皮膚の治療だけでなく心のケアをしていくことも大切なのです。

細野周作